私が大日製作所で働き始めて約10年がたちました。私は最初派遣社員として大日製作所で働き始めました。その後パート社員として採用され、嘱託社員、そして今は正社員となり勤務しています。
私が所属する第一製造部では押しボタンスイッチ、床暖房コントローラ、各種制御盤やタッチパネルの製造を行なっています。私は主に押しボタンスイッチ、床暖房コントローラの部品の手配や組立に携わっています。
押しボタンスイッチは主に機械の起動スイッチとして使用されモーターなどの保護などの役割を担っています。床暖房コントローラは名前の通り床暖房の温度設定や入り切を行なうもので各家庭や飲食店の店舗等で使用されています。
小さい頃に親の仕事の手伝いで物作りをしていた私はその頃からいろいろな部品から一つの製品が出来上がる楽しさを感じていました。今製造の現場で自分が組み立てた製品が出荷されいろいろな場所で使用されていることで改めて物を作る楽しさや喜びを感じることができています。
それらの製品は試作を何度も繰り返し行われ、多くの人たちが関わり時間をかけて作られていることを知り、会社全体で協力していくことの大切さを実感し、関係部署とよりコミュニケーションを取ることを意識しました。またお客さんの立場になって使いやすく安全な製品を作ろうという責任感を感じました。

働き始めたころはまずは組み立てミスをしないように作業を行うことで精一杯でしたが、今では機能や構造なども考慮しながら、リピート品の製品ではどうすれば早く組み立てることができるか、コストダウンをするためには何をすればいいのか、新製品ではどのような作業を行なえば組み立てをしやすいか考えながら、作業を行なうことができるまでになりました。
これも上司や周りの先輩社員の指導、仲間のアドバイスのおかげだと思います。
今後も更なるスキルアップのために、資格取得やコストダウンの追及を行っていい製品を作っていきたいと思います。